本日、口述試験受験者統計が発表されました。
口述受験者数は254名。昨年度の312名から、さらに激減しました。
特許庁のホームページに平成14年度から過去統計がありますけど、たぶん最低数です。
最高は、平成24年の1134名でしょう。約1/5ですね!
ところで、平成25年度の短答試験基準点変更から5年が経過しました。
口述試験不合格者も20名前後に落ち着き、本来なら各統計値は暴れないはずです。
しかし、今年度は結構暴れました。
その根本原因はどこにあるのでしょうか?
①口述受験者数は、昨年度312名⇒今年度254名。約60名減少しました。
これは、論文合格者が昨年度288名⇒今年度229名と、約60名減少したのが原因です。
②論文合格者が約60名減少したのは、
必須論文受験者が、1103名⇒917名と、186名減少したのが主原因です。
186名*25%≒47名。
③必須論文受験者が、186名減少したのは、
短答試験合格者が、557名⇒287名と、270名減少したのが主原因です。
④短答試験合格者が270名減少したのは、
短答試験合格率が、15.5%⇒8.9%に急落したのが原因です。
最近の統計ブレの主原因の一つは、短答試験合格率のブレにあります。
平成25年以降、9.2%⇒11.8%⇒14.1%⇒15.5%⇒8.9%
※最大の主要因は初回受験者数の減少ですが、落ち着きつつあります
結局、60点満点の39点+足切りシステムでは、短答合格率をコントロールできないのです。
理想的には、たとえば10±1%で安定化させるべきです。
私なら、今の点数を1.5倍にします。
特実=30点、意匠=15点、商標=15点、著不=15点、条約=15点。
合格点は60点前後、足切りは特実だけ12点、他は6点。
いくつあるか問題も無くします。
試験時間はちょっと?伸ばして。
試験制度を改革しないと、条約足切りは神頼みだわ合格率は暴れるわで、不公平な試験です。
なんとかして欲しいものです。
----------------------------------------------------------
★ 短答試験突破は、青短で! ★
⇒ テキスト一覧へ
①青短~短答試験・逐条解説
②フレーズドライ勉強法~趣旨問題記憶(論文試験用)
※全て、年度更新版の無償アップグレードあり
★弁理士受験生必携!『経済産業省令』等を併記し、イライラ解消の法文集です。
⇒無料!『読み易い♪四法条文集』
----------------------------------------------------------
☆日本ブログ村 弁理士試験(資格) 人気ランキング ☆ @2017/07/08
第1位 弁理士試験フレーズドライ勉強法 ←←← わたしです。頑張ってます!
第2位 今日も重馬場~弁理士馬場信幸のブログ ←←← LEC講師の弁理士講義♪
第3位 タコ弁の蛸壺ファイル ←←← 女性弁理士タコ先生が独立!
第11位 H28弁理士試験初学一発合格者 ←←← 無茶?な人生から脱出なるか!?
© 2017 弁理士試験テキストのフレーズドライ・ゼミナール All rights reserved