先日、TACの体系別過去5年問題集が届きました。
LECの体系別過去問集はまだ発送連絡もありません(Amazon)。
それぞれの価格は、下記の通りです。
①LEC
体系別短答過去問(上4法、10年間) ・・・・ 4100円(税込み4428円)
体系別短答過去問(下3法、10年間) ・・・・ 2600円(税込み2808円)
※合計6700円(税込み7236円)
②TAC
体系別過去5年問題集 ・・・ 5400円(税込み5832円)
枝別過去問題集(過去14年) ・・・ 4800円(税込み5184円)
※合計10200円(税込み11016円)
TACの体系別過去問集は5年分の収録です。
枝別過去問題集(過去14年)と組み合わせて勉強することが前提になると思います。
まあ、これもありかな?
今回は枝別を購入しませんでしたが、気が向いたら買ってみます。
ところで今回の興味ですが、
・弁理士試験の過去問集は利益を上げているのか?
・LECの短答アドヴァンスみたいに市販しなくなるのでは?
という点です。
今年の弁理士試験志願者は4352名でした。
そのうち、短答試験の受験予定者は3626名です。
これから考えると、短答過去問集の販売数は最大でも4000冊でしょう。
このうち、LECが3000冊、TACが1000冊販売したとします。
(TACさん失礼!)
★LEC
1セット合計6700円のうち、書店マージン20%、製造直接費30%として、50%が残ります。
6700円*3000冊*50% ⇒ 約1000万円
作成に4カ月*10人の40人・月の人件費がかかり、1人・月が50万円(安い?)とすると、
40人・月*50万円=2000万円
う~ん!約1000万円の赤字か・・・
逆に黒字にしようと思うと、1人・月を25万円くらいに抑える必要がありそう。
仮定だらけのラフな計算ですけど、どう見ても黒字とは思えません。
★TAC
1セット合計10200円のうち、書店マージン15%、製造直接費20%として、65%が残ります。
10200円*1000冊*65% ⇒ 約650万円
作成に4カ月*10人の40人・月の人件費がかかり、1人・月が50万円とすると、
40人・月*50万円=2000万円
約1350万円の赤字か・・・
人件費1人・月25万円にして、4カ月*6人でがんばってトントン。
実際にはこんな感じかも?無職弁理士のバイトさんなのかな?
めちゃくちゃ主観的な数字ですけど、少なくともTACが撤退する日は近いように思います。
これ以上の値上げは、LECとの競争関係で難しいし。。。
講座への呼び水とか、意地じゃないと継続できない水準でしょう。
LECですら、講座の特典的な存在にしてしまいそうな雰囲気。
結局は受験者数の減少が問題です。
平成20年ころの短答試験受験予定者は1万人を超えていました。
2社が共存できる損益分岐点は、ここらへんだろうと思います。
弁理士受験界の未来は、どうなるんでしょうね!
※余談ですけど、私は短答アドヴァンスを買い損ねていまして。
書き込みだらけで良いので、どなたか譲っていただけると嬉しいです。
Stores JPかBASEからコンタクトください。
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