サイトによりますが、3000時間~5000時間と言われています。私も弁理士試験に挑戦する前に勉強時間を調べて、絶望的な気分になりました。
まず、勉強期間です。
最終合格までの平均受験回数は、平成26年度3.86回、平成25年度4.80回、平成24年度4.13回、平成23年度4.18回と、平均4回強です。ただ、初回、1回、2回と数えますので、平均5回目の受験で最終合格しています。初回でも1年近く勉強していますし、短答試験から口述試験まで約半年ありますから、平均勉強期間は5年を超えているでょう。(計算、間違ってますか?)
次に、勉強時間です。
毎週土日に8時間、平日1時間勉強すれば月80時間強、年間1000時間。
ということで平均勉強時間は1000時間*5年=5000時間と計算できます。前記サイトの3000時間~5000時間は妥当な線でしょうね。
資格試験というのは、下りのエスカレーターを駆け上がるようなものだと言われます。みんな、忘れる速度は同じです。飛び抜けた記憶の天才は少数ですから、ボーダー付近の競争相手は平均的な受験生と同じ記憶力でしょう。
忘れる速度を考慮すると、年間1000時間*3年=3000時間で合格できる試験でも、年間600時間*5年=3000時間では合格できません。
年間200時間分を忘却するとして、
◆年間1000時間*3年間の勉強
(1000時間-200時間)*3年=2400時間分の記憶
◆年間600時間*6年間の勉強
(600時間ー200時間)*6年=2400時間分の記憶
つまり、5年間ではなく6年間かかってしまいます。感覚的にはもっとかかるでしょうね。
ちなみに私は、月100時間以上の勉強ができる環境が整うまで、弁理士試験のチャレンジを断念していました。
また、環境が作れてからは月100時間以上勉強しました。だからこそ、2年間の短期合格ができたんだと思います。
あとは、記憶すべき量を減らし、語呂合わせで忘却速度を低下させました。
とにかく、3年間は息をとめて、年間1000時間以上のペースで一気に駆け抜けたほうが良いでしょう。
いろいろな事情で勉強時間が取れない方もいらっしゃるでしょうが、最後の1年間だけは年間1000時間ペースで勉強しないと合格できないと考えます。
ちょっと厳しい考え方でしょうか?
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