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弁理士試験フレーズドライ勉強法

弁理士試験に短期合格♪語呂合わせで条文番号や趣旨を記憶しましょう。

論文試験の勉強方法

私は、H26年度の論文試験に合格しました。2回目での合格です。H25年度は短答試験後の6週間しか勉強できず、CFFで不合格でした。
H26年度の論文試験合格をめざし、LECの論文知識統合講座(宮口講師)をWeb受講しました。年末からは、教室での模試、論文答練を数多く受講しました。あまり成績が伸びず、直前のTAC模試でもビリッケツに近い点数。。。全く自信のない状態で本試験にのぞみました。
本試験ではそれなりに出来た感触もありましたが、抜けた論点もありました。まあ、どうせ他の人のほうが出来が良いだろうと不合格を確信していましたので、合格発表で受験番号があったときは信じられなかったです。
ということで、あまり勉強法を語る資格もないのですが、体験談的に読んでください。

以下、勉強方法を紹介します。
短答試験でも感じましたが、あれこれと手を広げないことが肝心でしょう。幅広い知識よりも基礎的な条文の深い理解、答案の構成力、時間配分、論理力のほうが重要な試験だと思います。
LECやTACの模試は、知識の内容が本番よりも細か過ぎるようです。もちろん、そこで高得点をとれば合格間違いなしでしょうが、他の訓練方法があるように感じます。
『有限にして完成度を高める(納富美和)』

《使用テキスト》
①合格論文ガイドブック(望月良次、小松正典、法学書院)
②LEC:論文知識統合講座テキスト ※宮口レジュメも含む
③知的財産法判例教室(正林正之、法学書院)
④LEC:攻めと守りの論文過去問
⑤青本。工業所有権法逐条解説(発明推進協会)
⑥審査基準(特許法、意匠法、商標法をパソコンでプリント)
⑦弁理士試験用法文(H25年度論文試験) ※模試の持込み法文に使用
⑧論文マニュアル1,2(TAC、早稲田経営出版) ※参考テキスト

《勉強方法》
・まず、①合格論文ガイドブックで、論文の書き方の基本と、合格答案とは何か?のイメージをつかみます。実力の伸び悩みを感じたら、この本を再読すれば良いと思います。
・次に、②LEC:論文知識統合講座テキストをひたすら読みます。趣旨に関しては、テキストの中でも重要論点に絞り、短歌風の記憶圧縮ツールを自作して記憶しました。
※順次ブログにアップしていきますが、何せ量が多いのでいつ完了するやら。。。
・判例に関しては、もう少し詳しい背景知識が欲しかったため、③知的財産法判例教室も通読しました。
・講座では順次、答案練習をしますので、添削を見て書き方を修正していきます。
・②の講座が終了したら、④LEC:攻めと守りの論文過去問をひたすら解きます。ただ、答案まで作成すると膨大な時間がかかるため、答案構成作成と、守りの答案の写経をしました。
・あとは、実戦答練や模試で、時間配分と書き方の訓練を繰り返します。
・青本と審査基準の利用方法について
 通読はしませんでした。②や過去問、模試で出た項目だけに赤線を引き、ときどき見直したくらいです。

《経験から得た、短期合格のポイント》
・基本的に、②LEC:論文知識統合講座テキスト(※宮口レジュメも含む)以外に手を出さないこと
 ※青本や審査基準は、あくまでも確認資料として使用する
・特許法だけでなく、実用新案法、意匠法、商標法も条文番号を覚えること
 →試験時間の節約になります。語呂合わせは順次アップ中です。
・重要な趣旨や判例のキーワードは、完璧に記憶すること
 →短歌風の記憶圧縮ツールを自作しました。キーワードを適当に散りばめながら復元していけば、それなりに見えるものです。
・論文の型を身に付けること
 →LECの守りの答案を、ひたすら写経しました。
・添削を素直に受け止めること。適宜、①を読み返すこと。時間配分を訓練すること。
 →これらは、答練を繰り返して身に付けるしかないです。 

以上です。
論文試験は、はまれば長期戦になりそうな予感がしました。たぶん、努力のちょっとした方向性だと思うのです。私も指導できるような経験は何もないのですが、LECの守りの答案をひたすら写経し、自分のクセを矯正することが良いと思います。

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